予防接種ガイド |
ポリオ | 毎奇数月の第一金曜日に15時〜16時に完全予約制で行います。 |
BCG | 生後3ヶ月〜6ヶ月未満の児を対象に行います。2回接種です。 |
三種混合ワクチン(DPT) | 1期の初回が3回と1期の追加があります。生後3カ月より受けられますが、追加は1期の3回目が終わってから、概ね1年経ってから接種して下さい。DPTとDPTの接種間隔は、3〜8週間です。 |
MRワクチン | 現行では、生後1歳以上と、小学校就学前、中学校1年生、高校3年生の合計4回です。 |
日本脳炎ワクチン | 対象年齢は3歳で2回(1〜4週間、間隔をあける)、4歳で1回となっていますが、必要に応じて接種年齢を変えることもあります。 |
二種混合ワクチン (DT) |
対象年齢は11歳〜13歳未満(小学6年生)です。 |
水痘ワクチン | 1歳以上で可能です。 |
流行性耳下腺炎 (おたふくかぜ) ワクチン |
1歳以上で可能です。 |
麻疹および 風疹ワクチン |
必要に応じて任意で接種することもできます。 |
ヒブワクチン (乾燥ヘモフィルスb型ワクチン) |
対象年齢は生後2ヶ月以上5歳未満。初回免疫は、通常、3回、4〜8週間隔で、皮下注。追加免疫は、初回免疫後、概ね1年後に1回皮下注。 |
プレベナー (肺炎球菌 ワクチン) |
対象年齢は生後2ヶ月以上9歳以下。初回免疫は、通常、3回、27日以上の間隔で、皮下注。追加免疫は、初回免疫後、概ね1年後に皮下注。 |
以上は、原則ですが、主治医と相談の上、計画を立てた方が良いです。 |
ヒブワクチンについて |
(ワクチンが必要な理由) | |
1)
ヒブ菌と肺炎球菌が細菌性髄膜炎の原因の大部分を占めています。 2) 細菌性髄膜炎は初期診断が難しい。 3) 薬が効かない菌(耐性菌)が増えている。 |
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(接種時期・スケジュール) | |
ヒブワクチンは三種混合ワクチンと同じスケジュールで接種します。 | |
(ワクチンの説明) | |
不活化ワクチン。インフルエンザ菌b型の抗原に、免疫がつきやすくなるような工夫が施してあります。キャリア蛋白として破傷風トキソイドが組み込まれています。 ヒブワクチンは小児の細菌性髄膜炎の予防を主目的として作られました。 日本では有料で接種する任意のワクチンとして導入されます。将来、わが国でもヒブワクチンが細菌性髄膜炎の予防に有効であることが証明され、定期接種に組み込まれることが期待されています。 |
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(副反応・副作用) | |
・重大な副反応(頻度不明) ショック・アナフィラキー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫、顔面浮腫、喉頭浮腫等)・けいれん・血漿板減少性紫斑病 ・その他の副反応 接種部位の発赤(44.2%)・腫脹(18.7%)・硬結(17.8%) 発熱(2.5%)・不機嫌(14.7%)など |